機械的な施工手段が大きな役割

2011.12.02

杭基礎の多様な利用のためには、機械的な施工手段が大きな役割を果している。昔の建築工事には例のヨイトマケがつきものだったが、今はほとんどみかけない。モンケン(錘り)とウィンチとやぐらを組合せたドロとフハンマーがこれに代った。さらにスチームハンマー・エアハンマー、つづいて戦後ハンマー自体に機関を内蔵したディーゼルハンマーが普及した。ディーゼルハンマーは打込み速度が速く、自走クレーンに取付けて機動性をもち、さらに施工能率が上った。

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昭和35年にソ連から輪入し、その後国産化されている振動式杭打機、清水建設などが開発した水圧利用の杭圧入機は騒音が少なく杭頭を破壊しないという特長がある。現場コンクリート杭には元来戦前に特許をとった木田式深礎があった。これは要するに井戸掘りで、なまこ鉄板の井戸枠をはめながら人力で掘りおろし、その井戸にコンクリートを打つというきわめて日本的なしかもなかなかすぐれた工法である。木田建業はこの工法で多数の基礎を作り、現にピア基礎の専門工事をさかんにやっている。





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