分譲住宅では、八〇年度(昭和五十五年度)に大阪府住宅供給公社が泉北ニュータウンで、初めて躯体と住戸部分(内装)を分けた二段階供給方式を採用したのを皮切りに、その後、茨木安威、千里亥の子谷と続き、最近では東大阪吉田住宅で事業化されている。なかでも東大阪吉田住宅では、躯体工事と住戸内の造作工事を二段階に分けたばかりでなく、別々の施工会社に分けて発注された。徐々に分離発注の方式が導入されるようになってきているのは確かなのだが、いずれも実験的な試みであり、その歩みは遅い。広く普及するまでにはまだまだ時間を要することが予想され、安閑としてはいられない。
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