地図に書き込むまでの作業が結構大変

2011.10.14

活断層には点のようなものから長い線までいろいろあるが、たった一本の線でも地図に書き込むまでの作業が結構大変なのだ。活断層の調査というのは、現地でこまめにボーリングするという地道な作業で、ほとんど人海戦術といっていい。ただ、この活断層の活動というのは短期的な予測はむずかしく、予知ということにはほとんど期待できない。一つの活断層は数百年から数千年の周期で動くというのだから、きわめておおざっぱな予測しかただない。こういう長期的な周期から判断すれば、たびたび地震があるところよりも、ここ数百年活断層が動いた形跡がなく、密集しているところが危ない、としか言えないのである。地震の予知がむずかしいというのは素人だって知っている。それなら、予知だけにとらわれずに被害を最小限にする方法をなぜ考えないのだろうか。たとえば、活断層の上には公共の建造物を建ててはいけないというような法律の制定である。

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